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グノーブル講師クロストーク

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Part.2
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02 生徒を惹きつけ続ける工夫
~中高生の場合~
眞田
そうした授業の中で生徒を惹きつけ続けるための工夫は何かありますか。
秋好
例えば、先日はこの10月にノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎先生の話題を、受賞の翌々日の授業で取り扱いました。受賞の理由「地球物理学」から「新型コロナウイルス」や「COP26」までをカバーした英文を読んで、各種の設問に取り組んでもらいました。このようにできるだけ新鮮な教材を取れ入れるようにしています。
生徒たちの方も、今日はどんな問題に出合えるのだろうと期待して来てくれているので、授業が始まった瞬間から全員の目がさっと教材に向かい、教室全体の空気が一瞬にして引き締まります。
このように授業で使用するプリントは生徒たちの興味を惹きつけられるような、世界でリアルタイムに起こっていたり、話題になっていたりする事柄に関する英文をどんどん取り入れるようにしています。
毎回新しい教材を配付するのは中学受験グノーブルも同様ですよね。
眞田
はい。授業では毎週新しい教材を配付しています。新鮮な気持ちでその日の授業に取り組んでもらうという意図は同じだと思います。
ちなみに授業中に生徒が作成した記述答案はその日のうちに採点するのですか?
秋好
はい、毎回演習で生徒が作成した答案は私たちがその場で添削して返却します。その後、全員の添削内容を踏まえて解説も行います。解説は生徒たちと私たち講師がやりとりをしながら進みます。これは生徒と私たち講師とが向き合い、生徒がより成長するきっかけを見つけてもらうための工夫でもあります。
例えば、解説授業のやりとりの中では、時には教える私たちも感動するような素晴らしいことを発言してくれる生徒がいます。そんな時には、いつも以上に周りの生徒たちの心が揺さぶられていると思います。大人からの刺激よりも同年代から受ける刺激の方がより強いものとなるはずですからね。
こうしたことが授業を通して毎回行われているので、あっという間に時間が過ぎてしまったと感じる生徒が多いようです。
眞田
中学受験グノーブルでも授業は一方的な講義ではなく、生徒たちとのやりとりを大切にしています。