中学受験グノーブル 大学受験グノーブル

グノーブル講師クロストーク

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Part.2
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01 英語力そのものを高める
~志望校別講座について~
秋好
受験も間近になってきました。中学受験グノーブルはこの時期、学校別の特訓授業を数多く開講していますね。
眞田
6年生は9月から日曜日の特訓が始まっています。合格には基礎的な学力を身につけることが重要ですが、一方で難関校とされる中学校では思考力や記述力を問う特徴のある出題をする場合があり、最後の5か月間で集中的に対応力を高めていくようにしています。
大学受験グノーブルの英語は一見すると大学別の講座などはないようですが、入試対策はどのように行っているのでしょうか。
秋好
教科ごとの特性も大きいのですが、特に英語は大学別の講座のようなものは開講していないことが、むしろグノーブルの特徴といえます。
昨今の入試問題を見ると、大学側としては多角的な視点を持つ生徒を獲得したいという想いが読み取れます。例えば、医学部志望だからといって医学部対策に特化した単語帳だけを暗記すれば良いというような学習方法は一時代前のものだと思います。
そのためグノーブルでは志望が東大だから、医学部だから特別なことをするのではなく、普段の「演習→解説→自宅で*GSL(Gnoble Sound Laboratory)を利用したワークアウト」という学習サイクルがそうした要求に応えられるようになっています。
例えば、受験生にとって最も対策が困難な「要約」や「自由英作文」だったり、深い教養や背景の理解が必要な英文の「読解」や「リスニング」などの分野を毎回あたりまえのように学習しています。
さらに言えば、英語の場合は、理系・文系の区別もしていませんし、私立・国立などによるコース分けすら行っていません。そもそも東大をはじめとした国公立の総合大学は理系・文系も英語の問題が共通なのです。 *Gnoble Sound Laboratory:中1〜高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナル英語音声教材。合理的練習法(ワークアウト)も確立されており、英語が得意なグノーブル生の土台を築いています。
眞田
英語力そのものを高めることができれば、どの大学・学部でも対応ができるということなのですね。
秋好
そのとおりです。また、昨今、大学教育の中で「リベラル・アーツ」という言葉が聞かれるようになっています。この言葉は「一般教養科目」とも訳されますが、その原義は「人を自由にする学問」です。幅広い教養を身につけることで、理解や思考の自由が獲得できます。グローバル化が加速する現代において、英語で教養を身につけることは、受験という枠を超えて、生徒の将来のためにも必ず役に立つことだと思います。
そのため、医師を目指している生徒でも文系的な哲学書や歴史物を読んでもらうように、理系・文系といった垣根を越えて、あらゆる分野に興味関心を持てる人になってほしいと思っています。
眞田
講座を細分化しない方が、より広くて深い学びにつながるわけですね。