高橋
今の小学校では、私たちが通っていた時代よりも社会とのつながり、接点を意識した教育がされているように感じます。なるべく実社会で起こっている多様なことを子どもたちに触れさせ、変化が著しい環境への適応力を養成しようとする働きかけなのでしょう。
中尾
実社会との結びつきという部分については、2021年1月から導入されている大学入学共通テストの英語もその傾向に沿っています。
よくTOEIC®︎のようになったといわれますが、発音・アクセント問題や文法問題は廃止されて、的確に情報を読み取る読解問題が中心になりました。問題文はすべて長文でかなりの量がありますから、情報をすばやく見つけ出す検索力や、イラストやグラフを見ながら答えとなる情報を推測する力も問われるようになりました。
よくTOEIC®︎のようになったといわれますが、発音・アクセント問題や文法問題は廃止されて、的確に情報を読み取る読解問題が中心になりました。問題文はすべて長文でかなりの量がありますから、情報をすばやく見つけ出す検索力や、イラストやグラフを見ながら答えとなる情報を推測する力も問われるようになりました。
高橋
大学受験グノーブルとして、そのことに対して何か対策のようなことはしているのですか?
中尾
特別な対策をしているわけではありませんが、グノーブル生にとって出題傾向の変化は特に問題無いように思います。
確かにセンター試験から共通テストになり、多くの受験生からはよく、「解き終わらない」という声が出たそうです。具体的には、リーディングもリスニングも試験時間はそれぞれ80分と60分で変わりません。しかし、読むべき語数は約4,300語(2020年)から約6,000語(2022年)、聴き取る語数は約1,000語(2020年)から約1,500語(2022年)へと圧倒的に増加しています。
英語を英語のまま、すばやく処理する力が必要となりますが、グノーブル生は「授業で演習・理解」⇒「音声教材(*GSL)を中心とした復習」という学習サイクルを繰り返すことにより、そのような力を自然と身につけることができています。 *Gnoble Sound Laboratory:中1〜高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナル英語音声教材。合理的練習法(ワークアウト)も確立されており、英語が得意なグノーブル生の土台を築いています。
確かにセンター試験から共通テストになり、多くの受験生からはよく、「解き終わらない」という声が出たそうです。具体的には、リーディングもリスニングも試験時間はそれぞれ80分と60分で変わりません。しかし、読むべき語数は約4,300語(2020年)から約6,000語(2022年)、聴き取る語数は約1,000語(2020年)から約1,500語(2022年)へと圧倒的に増加しています。
英語を英語のまま、すばやく処理する力が必要となりますが、グノーブル生は「授業で演習・理解」⇒「音声教材(*GSL)を中心とした復習」という学習サイクルを繰り返すことにより、そのような力を自然と身につけることができています。 *Gnoble Sound Laboratory:中1〜高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナル英語音声教材。合理的練習法(ワークアウト)も確立されており、英語が得意なグノーブル生の土台を築いています。
高橋
本格的な英語力に向けた学習を大学受験グノーブルではもともと行っているので、特段新たな対策を講じる必要が無いということですね。
中尾
また、表面的に流暢に話をするだけの英語では東京大学をはじめとした国公立大学の二次試験、難関私立大学の対策にはなりません。内容を正確に読み取り、想像する力が問われるわけですが、その点は国語と同じだと思います。日本語の読み書きができても、知的レベルの高い文章に対応ができるわけではありません。
高橋
ともすると、受験勉強は傾向を掴み、対策を講じることだと思われがちですが、たとえ形式に変化があっても本質を見失わない学習を続けていれば、十分対応できるというのは中学受験グノーブルでも同じだと思います。