中学受験グノーブル 大学受験グノーブル

グノーブル講師クロストーク

次へ

次へ

目次へ

目次へ

前へ

前へ

03 耳と口を鍛えるのが高度な英語力への第一歩
~学ぶ仕組みが整っている②~
永井
英語の場合は、日常の学習がより重要なのではないですか?
清水
グノーブルでは*GSL(Gnoble Sound Laboratory)という音声教材を中学1年生から高校3年生までのすべての授業に用意しています。
中学生の場合は授業のポイントとなる例文(Sentences for Workoutと呼んでいます)が、ネイティブスピーカーのナレーションで収録されています。生徒たちはこれを聞き、元気よく音読したり、書き取りのトレーニングをしています。
文法事項も頭で理解するだけでなく、耳と口を使って体にもなじませようというねらいがあります。授業は週1回なので、その1回を大切にするのは大前提ですが、残りの6日間をどう過ごすのかというのがとても重要です。語学の習得は、楽器の演奏やスポーツの訓練とかなり似ています。日常的に英語に触れて英語と仲良しになってしまおうというのが、大学受験グノーブルのコンセプトです。
学年に応じて授業と一体になったGSLを用意していますから、授業を受けGSLを使うことが習慣化すれば、知的レベルの高い4技能の土台が自然と築けるのです。
*Gnoble Sound Laboratory:中1〜高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナル英語音声教材。合理的練習法(ワークアウト)も確立されており、英語が得意なグノーブル生の土台を築いています。
永井
英語においては耳も口も日常的に使っていくというのがやはり大切なのですね。
清水
入学試験には必ず時間制限があるため、短時間で問題を処理していくことになりますよね。その際、英語の情報を整理する力と同等に、英語に対する反射力というのが大切になってきます。日本語ほどとはいかなくても、見た瞬間にある程度反応できるような力が必要です。こうした英語に対する反射力を伸ばすという点で、このGSLに勝るものはないと思います。
永井
母国語ではない英語という言語に反射的に反応できるような力を音読によって鍛えていくということですね。
清水
そうです。言葉は記号ですから、その記号がどんな動作、感情、事物や概念などを指すのかをさっと理解することが反射力です。いちいち日本語で理解してから英語に置き換えるのは効率が悪く、さらに言えばそれでは言語を習得したことにはなりません。まずは英語の耳と口をつくることが大切なのです。
リスニングは音声がどんどん流れていくので、瞬時にイメージできる力が必要不可欠になります。そのトレーニングと同時に自分で聞いたものを声に出す、声に出しながらさらにそれをイメージできるようにしていきます。これは文字を目で確認しながら内容をイメージする力にもつながります。この一連のトレーニングは授業で深く理解した英文をもとにしているので、効果は絶大なものになるのです。
それと、声に出して英語を読むのは慣れるに従ってどんどん楽しくなるんです。歌が上手になっていくのに似ているのかもしれません。
永井
単語や文法の知識もGSLで身につくのですか?
清水
はい。全学年共通で必要な基本語彙が身につくような仕組みになっています。学年ごとに必要な語彙はGSLに全部詰め込まれているので、GSLの学習をきちんと進めればそれぞれの学年に必要な知識が自然に身についていくのです。
永井
理科とはもちろん方法論は違いますが、がむしゃらに頑張らせて無理矢理詰め込むのではなく、生徒たちがフレッシュな気持ちで学んでいけば、自然と力が身につくということですね。