中学受験グノーブル 大学受験グノーブル

グノーブル講師クロストーク

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01 集中力が途切れずに長時間の授業を受けられるのはなぜ?
~生徒一人ひとりにまなざしを向ける~
清水
うちの子どもは中学受験グノーブルに通っていましたが、小学6年生になって、かなり長時間の授業でも、 疲れる様子は全くなく、いつも楽しそうに帰ってくるので、どんな授業を受けているのだろうと思っていました。
永井
例えば9月以降の日曜特訓だと、9時から18時までですから、たしかに短くはないですね。
清水
生徒たちが集中力を持続できるようにどんな工夫をなされていますか?
永井
日曜特訓の場合、教科やコースによっても若干異なりますが1教科105分の中で、まずは本番同様に集中して問題を解きます。
それからすぐ答え合わせと解説、重要ポイントの整理を4教科分繰り返しやっていきます。
トータルすると7時間以上になりますが、1教科ごとに新たな気持ちで問題に取り組み、直後に解いた問題の解説を聞くので、新鮮な気持ちが保たれているのではないでしょうか。
清水
大学受験グノーブルの場合も、ほぼすべての授業で最初に演習を行っています。英語の場合だと、文法的なものに関する復習テストや英作文であったり、学年が進むとかなり内容に深みのある長文を読んだりもします。
永井
受験学年だから、というわけではないのですね。
清水
はい。そのため、どの学年のクラスでも、授業が始まるとすぐに生徒たちの集中力が高まるのが感じられます。それは、確認問題やフレッシュな題材を通して、楽しみながら考えることができているからだと思います。
演習が終了すると、頭をフルに回転させて取り組んでもらった問題について、印象が新鮮なうちに解説をします。ここでのやり取りは生徒たちから返ってくる答えや質問によって、臨機応変に変わります。
卒業生から、「当ててほしくない時に限って当てられた」とよく言われるのですが、こちらから見ているとその辺 はわかります。生徒の表情や動きで、ここは当ててほしいんだなとか、当てられたくなさそうだな、だからあえて当ててみようとか。もちろん、ここはぜひ答えたい、発言したいという生徒たちもすぐに分かります。そんな表情を見逃さずに指名することもよくあります(笑)。
永井
たしかにそれはもう、手に取るようにわかりますね。
清水
生徒たちは、自分の考え方が正しかったかどうか確認したり、どんな修正を加えればいいかを学ぶことにとどまらず、周りの生徒の意見を聞いて、そういう理解の仕方があったのか、など自分では思いつけなかった発想を知ったりします。
集団授業の中で一人ひとりがこうしたことを体験していくのは、中学受験グノーブルでも同じでしょうか。
永井
そうですね。例えば1クラスに15名の生徒がいた時に、我々の意識としては単純に1対15で授業をしているわけではありません。15人それぞれと1対1の線をつくって、それを束ねて、この時はこの生徒の紐を引っ張ろうとか、今この子の紐は緩ませておいて、逆にあの子の紐を引っ張ろうとか、そして時には全部束ねてエイッと引っ張りあげることもします。
集団でありながら、生徒一人ひとりが常に授業に参加している意識を持てる環境というのは、グノーブル全体に共通するもののように感じます。