先輩の声

やりがいは、地道な毎日の中にある

 大学のとき、塾で講師のアルバイトをしていました。「これは自分に向いているな」という思いがあリ、正社員として塾業界に飛び込みました。 当たり前ですが、アルバイトと正社員では立場が異なリます。 自分の担当教科のことだけを考えるのではなく、他教科とのバランスを視野に入れて受験指導することが正社員の責任だと思います。

 大学入試では、解法の糸口がみつからないような問題も出題されます。 論理的に間違いなければ正しい答えを導けますが、制限時問の中で解答を出すことを課しているのか試験です。 つまり、論理的に正しくとも、着眼点が悪ければ正解までたどリ着くことが困難になります。 そこで授業では、1つの問題を通して複数の解法を示したリ、背景的なことを紹介したリ、他の全く関係なさそうな問題との類似点を伝えたりして、解法の選択肢を多く持つことができるような指導をしています。

 生徒の表情を見ながら授業をしないと本当に理解できているのか分かりません。 当然、こちらも見られているわけですから緊張感はありますが、生徒一人ひとりの顔が見え、生徒からも私との距離を感じないグ丿一ブルの指導環境はちょうどいいものだと思っています。
 数学科というより、進学塾の先生という立場からモ丿を言えば、生徒が理解できて納得できる授業をすることが本質ですから、生徒と向き合える環境は非常に大事です。

 いずれにしても、私たちは縁の下の力持ちといった存在です。 私はその立場に、やりがいを感じています。でもそのやりがいは地道な毎日の積み重ねの中にあるほんの一瞬です。 そして、その一瞬の積み重ねが進学塾の先生としての、私の人生を豊かなものにしていると実感しています。

越川 将也
数学科 越川 将也

教わる側から、教える立場に。追求してきた数学を、独自メソッドの開発に活かす。

 私は2012年に、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻を履修してグノーブルで数学を教えることになリました。 学生の頃から人にものを教えることが好きで、相手が「あ、分かった!」という顔をしてくれるのがとても嬉しくて、 ゆくゆくは人に教える職業に就きたいと考えていたんです。 学校か塾かで迷ったこともあリましたが、大学院まで迫求してきた数学に特化して力を発揮できるのは塾の方だと考えました。

 就職先として塾を選ぶにしても多くの選択肢がありましたし、大手の予備校という道もありました。 そうした中でグノーブルを選んだのは、私自身が中学・高校 (開成) 時代に、数学の先生、英語の中山先生に 教わっており、あらためて振り返ってみても、先生方の指導方針のもとで自分を高めたいと思えたからです。

 自分が生徒として授業を受けていた当時から、生徒一人ひとりと向き合うことの効果の大きさを感じていました。 具体的には、先生が生徒の名前をいち早く覚えることを初めとして、毎回の授業での添削、生徒に合った指導やアドバイス、 生徒のことを考えた教材作成などです。 生徒として先生方の指導に満足していましたし、自分が教える側になって成長したいならグノーブルしかないという思いがありました。
 しかし、それは決して楽ではないことも知っています。 自分がそうであったように、通り一遍の授業では生徒は満足しません。 先生として教える覚悟と努力は欠かせません。

 数学は、頭を使うことの喜び、方針が見えたときの感動が味わえる科目です。 私は生徒たちにそんな数学の楽しさをできるだけ多く実感してもらいたいと思います。 そうした積み重ねが、勉強そのものに向かう気持ちを育んで行くのだと思います。 自分にできるという自信が芽生えてくれば数学が面白くなりますし、実力もどんどん伸びて行くはすです。
 そのためにも、大学、大学院を通してずっと数学に携わってきた経験を活かして、受験数学を分かりやすく指導できるような独自のメソッドをつくりたいと思っています。 大学の数学は捉え難い抽象的な概念ばかりを扱います。それに比べれば、中学や高校の数学は具体性があって、基本され理解していれぱほとんどの問題に対応できます。 数学科の先生方の指導のもと、私も力を合わせて、グノーブル独自の数学メソッドを作り上げたいと考えています。 その夢は必ず実現させます。

田部井 希一
数学科 田部井 希一